| 1945年北海道、帯広市生まれ。父親は故・福永武彦氏、母は詩人の原条あき子。娘・春菜。埼玉大学理工学部物理学科中退。30才からギリシャに3年間滞在する。ギリシャ史、現代アメリカ文学の翻訳に従事する一方で33才で初めて詩集『塩の道』『最も長い河に関する省察』を発表。39才で『夏の朝の成層圏』(中央公論社、'84年)により、小説家デビューを果たす。近代文明により失われた人間と自然とのつながりを回復する考察を重ねる。'94年那覇移住をきっかけに、「むくどり作家」として世界各地を行脚。小説を発表する機会は減ったが、持ち前の科学の才とジャーナリスト感覚を駆使して、エッセイ、随筆、科学読み物などで多方面での活躍を続けている。主な著書は長編小説として『夏の朝の成層圏』『スティル・ライフ』『真昼のプリニウス』(以上中央公論社)『バビロンに行きて歌え』『タマリンドの木』(文藝春秋)『南の島のティオ』(楡出版)『マシアス・ギリの失脚』(新潮社)、短篇集として『マリコ/マリキータ』『骨は珊瑚、眼は真珠』(文藝春秋)。詩集に『塩の道』『最も長い河に関する省察』『池澤夏樹詩集成』(共に書肆山田)。エッセー、評論として『見えない博物館』(小沢書店)、『ブッキッシュな世界像』(白水社)、『ギリシアの誘惑』(書肆山田)、『インパラは転ばない』(光文社)『都市の書物』(太田出版)、『シネ・シティー鳥瞰図』(中公文庫)、『南鳥島特別航路』(日本交通公社出版局)、『エデンを遠く離れて』(朝日新聞社)、『母なる自然のおっぱい』(新潮社)、『海図と航海日誌』(スイッチ・パブリッシング)、『楽しい終末』(文春文庫)、『むくどり通信』『むくどりは飛んでゆく』『むくどりの巣ごもり』『むくどりしゃっきん鳥』(朝日新聞社)、『小説の羅針盤』『ハワイイ紀行』『明るい旅情』(新潮社)、『クジラが見る夢』(新潮文庫)、『未来圏からの風』『やさしいオキナワ』(PARCO)、『沖縄式風力発言』(ボーダーインク)、対論『沖縄から始まる』(共著、集英社)など。 |
関連サイト情報●公式サイト“Cafe Impala”●池澤夏樹ファンページ“mukurdori.net”(旧「むくどりを追いかけて」)に詳細な作品リストあり。●池澤御嶽も池澤ファンにはたまらないサイト。すばらしい新世界、むくどり通信の世界がそのままこのサイトに!●sugaree sweetのReviewコーナーにも池澤夏樹の著作一覧がある。●羊男さんによる「池澤夏樹の世界」もかなりの情報をストックしており、オススメ!●サイト“知ってるつもり”のバックナンバーNo.37では、氏の写真も見れる!●サイト“1983 アルコ堂EX”の書斎派ページにも池澤夏樹の作品一覧がある。●信兵衛の読書手帖にも氏のコーナーはあるが、ハワイイ紀行のみ紹介。●サイト“Munich Life”の1999年11月に読んだ本に「母なる自然のおっぱい」。その他2作品も感想文あり!●サイト“旅と現代文学”の池澤コーナーではかなりの数の作品評が読める! |