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所蔵 2002年1月26日更新

書名 登録番号著者名(編者、監修) 出版元 価格
くじらが見る夢(文庫版) 0050池澤夏樹 株式会社 新潮社 667円+税
掲載開始日 最終更新日 確認掲載メディア数 書評展開レベル
2001年6月3日 2002年1月9日 6
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本書は、著者が映画『グラン・ブルー』のモデルともなったジャック・マイヨール(その年、67才)との時間を写真と随想で綴った小品。海をこよなく愛し、“波に乗って遊ぶイルカの喜びを想像し”“月光の海に眠るクジラの夢を思い描く”ジャックと時間が本の中に静かに流れていくのを感じるとき、一瞬、自分の日常がかき消える瞬間を感じることができるかもしれない!そんな至福の一冊です。



書評リンク関連情報
●サイト“Tea Room CHACO”のBookReviewに発見。●サイト“ヘルダーリンの部屋”の本の部屋1998年12月23日に書評。●サイト“WE LOVE
YOKOHAYA-海の読書室
”にも感想文あり。●サイト“Moon Rabbit”の8月3日に書評。●サイト“路地裏のこうちゃん”の読書日記の2002年1月4日に感想文●サイト“旅と現代文学”の100時レビューに三つ星書評
■サイト“アルコ堂EX”の書斎派のページにも池澤夏樹氏の作品一覧コーナー。■サイト“BEACH@CHIBA”には、海に関する物語としてさまざまな書物を紹介している。その中に本書も見つけられる。
読書の種背景、用語解説
■くじらという存在

動物には、全て固有の体内時間というものがある。くじらの場合は、それが並外れてゆっくりしたものなのかもしれない。人間のようにせせこましい時間を超えて遥かな太古から、ゆったりの流れ続けてきた彼らの時間には、「人間という時間は、ただその傍らに存在を認めてもらうだけ。」というジャックの言葉が正しい理解と私には思える。生き物をそれぞれの時間でとらえる意味を考えさせられる作品という点でこの一冊は、読む者に“卓上の海”という時間を与えてくれる。それは、ゆっくりと流れ、意識の中に漂っていくような生物時間に違いない。
ジャック・マイヨール関連情報■1927年、上海生まれ。夏休みを九州の唐津で少年時代を過ごす。ここでイルカと出会う。第二次世界大戦直前に両親とフランスに戻り、マルセイユで暮らす。ローカル紙の新聞記者、水族館勤務、さまざまな海、潜水に関る職を転々とした。素潜り世界チャンピョンとなる。彼の最終的な記録は、1983年の105m(当時、56才)。

西インド諸島・タークス・アンド・ケイコス島:関連情報■ニューヨーク在住の音楽ライター野中ともそさんのサイト“おひるねスケッチブック”のisland
dreamにこの島のレポートがある。


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