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所蔵 12月10日更新

書名 登録番号著者名(編者、監修) 出版元 価格
魔術はささやく(文庫版) 0014宮部みゆき 株式会社 新潮社 590円+税
掲載開始日

最終更新日
確認掲載メディア数 書評展開レベル
2000年10月18日 2002年2月8日 23 ★★★★☆
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本書は、1989年の第2回日本推理サスペンス大賞に輝いた作品。実はその作品から宮部ワールドに入ろうか、迷った末の宮部初体験作品なのです。現在は、文庫で平成5年に第一刷発行以来、なんと平成12年5月15日で第43刷という売れ行き!文庫の解説は北上次郎氏だが、これまた絶賛といっていい。宮部作品は、その道具立てやモチーフやトリックでなく、そのストーリーテリング計算された緻密さとその貫くテーマ“愛”を描く類い稀なる筆力ののたまものであり、こうした作品を読むことこそ、小説の醍醐味そのものだとのこと。確かにおっしゃる通りとの印象は感じられます。でも、ここはこのコーナーの常、ちょっと視点を変えて、いろいろに宮部ワールドを探索させていただくことにしました。今回は、その1として、「庇護者の存在」!

書評リンク関連情報
宮部みゆきさんファンページなるものがあり、その中に感想文発見!今回のテーマにジャスト!!●みにたる乱読日記、2000年1月7日に感想文。ここは20冊以上の宮部作品の感想あり。この作品では再読とした上で主人公や脇役のキャラクターを評価。●梟の城跡のimpression1999に感想文。こちらは、ストーリー展開と伏線の張り方を評価。逆に「家族愛などがクローズアップされているのはこのみの分れる所」としている。●Tomoki's
Homepageの読書日記1999年3月23日では、全体を好評価!でもなぞ解きは?という評価。●読書と山と音楽との1999年2月1日の感想文では、人物描写を称賛!●私の本棚の感想では、宮部作品の中では70点と高い評価。●国内女性作家もの大好きというノンノンのおすすめランド!では、おすすめ100選に宮部作品として好評価!し、且つ乱読日記では99年8月に紹介。●Hiro's
Private Libraryでは'96年の11月に5つ星を獲得。●HIGH TONED SON
OF A BITCH!の2000年7月読了の読書日記
では、謎解きに偏らないキャラクター描写、設定の巧さに高い評価。海外ものに劣らない!との褒め言葉。●mist
clubでは辺見庸と宮部みゆきを作家としてまとめて評価。作品感想もあり。この本への評価は作品中では良い。●ネムコさんの読書ノート(1)の6月23日でも人物キャラクターの書き込みと設定、リアリティを高く評価!●HONでは、1999年4月11日の書評で5つ星。主人公の感性に魅力を!●サイト“やまももの部屋”では、本書を題材に宮部みゆき論「宮部みゆき『魔術はささやく』にみる裁きの問題」を展開!●サイト“本の虫”の読んで後悔しない本コーナーに登場した宮部みゆきミステリー特集の中に発見!●サイト“0007小説機関説”(書評家組合の事務局サイトです)のコメット本舗の2001年4月26日に寸評を発見。このサイトの書評パワーには脱帽です。日に1〜2本の寸評をアップすることを課して続けている希なサイトです!●サイト“読めば都”読書感想・宮部みゆきコーナーに三冊目として4月30日に登場!●サイト“E/TC BOX読んだ本コーナーの2000年9月に登場!●サイト“Y's House”読書日記、ママの本棚の7月28日に書評。●サイト“SIMPLE IS
BEST
”のミステリーの本コーナーの1999年2月18日付けで感想文あり。●サイト“PRIVATE EYES”の宮部みゆきコーナーに書評発見。●サイト“蝸牛の翅”の本棚には、「宮部みゆき作品と傍観者」と題した本書の書評!●サイト“G.D.B”のBook
show the Worldコーナ
ーに2002年1月16日付けで書評。●サイト“あしたもがんばりゅっち!”のつれづれ読書コーナーに感想文。
著者情報■推理の図書館には、宮部みゆきの棚があり、かなりの作品が網羅。残念ながら「魔術はささやく」の感想文は無し!■Niko
Nikoには、宮部みゆきさんの部屋があるのだが、ここでも残念ながら、本書の感想文は無し!■サイト“やまももの部屋”には宮部みゆき論の他、作品書評も数多く読むことができる。■佐高信氏の著作『司馬遼太郎と藤沢周平』には宮部みゆき氏との対談が収録されている。

ランキング情報■大学生協で販売されている「大学生の人気作家ガイドの年間ベスト」の33位にランクイン。簡単な解説も。■宝島の「このミステリーがすごい!」では1991年版の国内ベスト9位にランクイン。

映像化■日本テレビの1999年4月3日放映の火曜サスペンス劇場に吉川一義演出、宮川一郎脚本で登場!
読書の種背景、用語解説
■1庇護者の存在
キャラクター設定には、当然魅力のある登場人物をとなるのが常識ですが、本書のキャラクターが生み出す効果で最も顕著なものが“庇護者の視線”とでもいえるものでしょう。それぞれのキャラクターには、必ずその行為を見守る存在が用意されているのです。決して独りぼっちにはさせない!という作者の心情が伝わって、この作品の基調となっているのです。それが、解説者のいう所の“愛”なのです。それらが不自然でないように巧く配置されていることが宮部マジックといえます。でも、ちょっと多すぎるかな?最初には、たくさんいたはずの対立する存在がみごとに最後には消えてなくなり、暖かい光が満ちてきます。「こんな今だって、だいじょうぶ!」作者の声すら聞こえてくるようです。この基調は、別な作品ではどうなのでしょう?という具合に作家研究の視点を定めて次作へ。(最新作は止めて、作品を年代ごとに追いかけてみます!)
サブリミナル広告関連書籍■坂元章・森津太子・坂元桂・高比良美詠子『サブリミナル効果の科学――無意識の世界では何が起こっているか』(学文社、1999、2400円)、■『サブリミナル・マインド』(下條信輔著、1996年中公新書刊)、■Moore,T.E.
1982 『Subliminal advertising: What you see is what you get. 』Journal
of Marketing, 46 (Spring) 38-47.

、■Dixon,N. 1982 『Preconscious processing.』Wiley、Theus,K.T. 1994
『Subliminal advertising and the psychology of processing unconscious
stimulus:』a review of research.

Psychology & Marketing, 11(3), 271-290.、■『広告表現を科学する』(山田理英著、1998年日経広告研究所刊)

関連記事「Webにサブリミナル広告?」(1999年11月・ZDNet
Newsから)、海外;New Orleans のあるスーパーマーケットの放送でサブリミナル放送を続け、1年40,000ポンドにもなる、万引きを退治したと伝えている記事Daily
Telegraph(17 February 1981 Subliminal messages deter shoplifter.)

その他■THE SKEPTIC DICTIONARYにサブリミナル広告の項目あり。

金庫やぶり関連書籍■「金庫破り」(杉山章象著、同時代社刊、参照図書として宮部さんも上げている本です。)その他■金庫破りの映画なら1995年公開の『ヒート』(ロバート・デ・ニーロ主演)、1997年公開の『セイント』(ヴァル・キルマー主演)


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