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2001年04月30日更新

このコーナーでは、新刊書籍ガイドのバックナンバーを掲載しています。月単位でまとめていますが、
書名からダイレクトにガイドを
見ることもできます。バックナンバーといえど、部分的には、情報を追加していく予定です。
●書名INDEX●

2001年6月

あやしい本棚(中野翠)
夜と女と毛沢東(吉本隆明・辺見庸)
五年の梅(乙川優三郎)

書名 登録番号 著者名(編者、監修) 出版元 価格
あやしい本棚 0047 中野翠 文藝春秋社 1,667円+税
掲載開始日 最終更新日 確認掲載メディア数 書評展開レベル
2001年5月30日 2001年6月24日
COMENT
平成13年4月30日刊行の本書は、著者・コラムニスト中野翠氏の書評集大成というか、総覧とでもいえるもの。掲載誌も多岐に渡っており、氏の活躍フィールドの広さ(映画評論家としても知られる)を物語る。どの書評もエッセイストとして、軽妙な氏の語り口(ずばりと短く、最初に結論を持ってくる、嘗ての新聞記者的なエッセイ上手の語り口)が気持ちいい。選んだ本の趣味を別として、切り取るスピードと歯切れの良さは保証付きだろう。本好きなら是非、一度は目を通して欲しい一冊。
書評リンク 関連情報

●2001年6月24日現在。未確認、読書中や、新刊紹介は多数!

●ブック・レビュー・ガイドbの書評検索では、2001年5月30日現在、同氏がエッセイを書いている『サンデー毎日5月20日号』1誌のみ掲載を確認。⇒6月1日の『アンアン』にも書評が掲載されました。

著者情報■個人的なファンが中野翠さんの情報をまとめたサイト“中野商店”とその運営サイト“Green Fields”■現代に連載中の翠さんのエッセイ『驚人日記』■名前もそのままの“ナカノミドリ・ファンページ

著者略歴:1946年埼玉県浦和市生れ。早稲田大学政治経済学部卒。出版社勤務を経て、フリーのコラムニスト、映画評論家。映画評論から社会時評まで毒気のあるコラムを書いて人気を呼ぶ。'87年に起った“アグネス論争”では林真理子氏とともにアグネス批判を展開。上野千鶴子氏らフェミニストの猛反発を食う。日本のフェミニズム運動には批判的。屈折を内に抱えながらけなげに生きる人を応援する(だから「大乃国さま」の熱狂的ファンだった)。恥を知り、「ひねくれ者」の美学を貫く姿勢が潔い。

著書には、『生意気時代』『ふとどき文学館』『曲者天国』(以上文藝春秋)、『迷走熱』『偽天国』『最新刊』『私の青空』『私の青空1991』『満月雑記帳』『犬がころんだ』『偽隠居どっきり日記』(以上毎日新聞社、文春文庫)、『クダラン』『無茶な人びと』『厭々日記』『へなへな日記』『くすだま日記』(以上毎日新聞社)、『会いたかった人』(徳間書店)『中野シネマ』(新潮社)、『お洋服クロニクル』(中央公論新社)、『映画の友人』(ちくま文庫、'95年)等がある。



書名 登録番号 著者名(編者、監修) 出版元 価格
夜と女と毛沢東(文庫判) 0048 吉本隆明辺見庸 文藝春秋社 448円+税
掲載開始日 最終更新日 確認掲載メディア数 書評展開レベル
2001年5月30日 2001年11月17日 9 ★☆
COMENT
吉本氏を敬愛する辺見さんの要望で実現した本といった対談集。文革から今に到る中国をどう捉えるかという日本の知識人の課題をこうした形で表現した試みとしては、なかなかの出来!人間・毛沢東に迫ることが現代思想の今には、欠かせないという吉本氏の声が聞こえてくる気がする。
書評リンク 関連情報

2001年5月30日現在。●サイト“column コラムと書評”に書評。このサイトには吉本氏の他の著作5作品の書評(感想文)もあります。●Yusuke Tanigishi氏のサイト書評に発見!●サイト“本のえにし”の中の読書三昧?の中に'99年11月9日付けの感想文を発見。●サイト“物言ふ深海魚”の2000年に書評。●サイト“地獄の味噌蔵”のつんどく日記025に書評。●サイト“ぼうずの小部屋”のひねもす読書録2000年のNo.58に発見。●サイト“WELFA on Web”の今日の本のバックナンバー2000年2月10日に登場!その後も数回、2月はこの本にふれています。●サイト“旬の露地野菜市”の農園日記2001年1月5日に感想文が登場!●サイト“読ん太の図書室”の図書室2001年7月以降コーナー(2001年11月4日)に書評。

●ブック・レビュー・ガイドbの書評検索では、2001年5月30日現在は、掲載確認は無し!単行本は古いのでそのせいもあるかも。⇒6月12日現在も無し。新刊本ではないので当たり前かも!

著者情報■

著者略歴:(へんみ・よう)1944年、宮城県石巻市生れ。早稲田大学卒業。共同通信社に入社、その後北京特派員、ハノイ支局長を歴任し、平成8年に退社。昭和53年、中国報道により日本新聞協会賞受賞。平成3年、『自動起床装置』により第105回芥川賞を受賞。著書に『もの食う人びと』『反逆する風景』『ハノイ挽歌』『ゆで卵』『独航記』などがある。

(吉本隆明氏は、本サイトの作家リンク集にある作家データベース・吉本隆明を参照のこと。)



書名
登録番号
著者名(編者、監修) 出版元 価格
五年の梅 0049 乙川優三郎 株式会社新潮社 1,500円+税
掲載開始日 最終更新日 確認掲載メディア数 書評展開レベル
2001年6月2日 2001年6月24日 3
COMENT
乙川氏の短編小説集。山本周五郎賞を受賞。時代小説の新たな個性として、注目したい一人、乙川優三郎の気になる短編集。その表現の宝庫とでもいえる作品だろう。
書評リンク 関連情報

●2001年6月2日、サイト“時代小説SHOW”の2000年9月の書評で4.5星。●サイト“信兵衛の読書手帖”にも2000年9月15日付け書評。●サイト“十六夜堂”にも書評

●ブック・レビュー・ガイドbの書評検索では、2001年6月6日現在、ダカーポ一誌のみ確認。発行元の新潮社のHPには、縄田一男氏の書評があるそうです。

著者情報■第14回の山本周五郎賞の発表はこちらから。■第35回の直木賞候補になったときの情報はこちらから
著者略歴:1953年千葉県生まれ。本名:島田豊。千葉県立国府台高校卒業。'96年『藪燕』がオール読物新人賞、'97年『霧の橋』が第7回時代小説大賞を受賞。2001年には、本作品にて第14回山本周五郎賞を受賞する。


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