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2004年11月20日更新

このコーナーでは、新刊書籍ガイドのバックナンバーを掲載しています。月単位でまとめていますが、
書名からダイレクトにガイドを
見ることもできます。バックナンバーといえど、部分的には、情報を追加していく予定です。
●書名INDEX●

2000年8月

希望の国のエクソダス(村上 龍)
■コンセント(田口ランディ)
■神の子どもたちはみな踊る(村上 春樹)
 

書名 登録番号 著者名(編者、監修) 出版元 価格
希望の国のエクソダス 0001 村上 龍 文藝春秋 1,571円+税
掲載開始日 最終更新日 確認掲載メディア数 書評展開レベル
2000年8月14日 2004年11月20日 33 ★★★★★☆
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相変わらず、村上龍氏の小説は人気が高く、出版と同時に書評も毎回かなりの数が書かれる。それにしてもこの「希望の国のエクソダス」は、注目度が高かた。オンデマンドパブリッシングという話題性もさることながら、“インターネット”と“経済危機”と“若者との断絶感”いう時代性をもった3要素を巧みに紡ぎあわせた手法は、若年層の読者(若い書評者も)に大きなインパクトを与えたといえる。

オンデマンド版には、若者のインタビューも併記掲載することで新たな試みも展開され、今後の村上氏の著作活動自体がネットワークを重視した展開になると予想される点からも本サイトでは注目していきたい。村上氏自身主催するサイトにも注目してきたい。

書評リンク 関連情報
毎日新聞の7月30日の書評欄に掲載(紹介程度)。イーショッピングブックスの話題の本(新聞書評)で見ることができる。●review-japan(masdaq,ASH,melody3氏による書評から、さらに4氏(noch,吉野桃花、なのはな、茉莉花)増えて、計7書評<基本的にRJでは、感想文的な書評が中心>有り。オンデマンドパブリッシング版についてもコメント)●BOOK chaseでの藤光伸氏の書評<ストーリー紹介と書評>有り。藤光伸氏の書評サイト“藤光伸 読み 書き 考える”ができました。本サイトでも2001年5月の注目サイトで紹介!●日刊ゲンダイ提供のBookReviewに出版社の紹介文のみ掲載有り。●Hiroe's Private Library(片桐裕恵)のおすすめに有り。●旅と現代文学100字書評(ほとんどの村上龍作品は掲載!)に有り。●ぐうたら雑記館(芋蔓本などの紹介はうれしい工夫!お勧めの感想文)の読書日記に登場。●Colour Our World Blackenedの8月の読書ページに登場●8月8日付けの茉莉花茶房さんの感想文も拝見。●MBの読書感想2000(3〕本読み虫の乱読感想の8月14日に新たに追加。●見落としていたMoonLightCafeの添田さんの書評(8月12日付け・視点がユニーク!)を発見。●まこりんのお部屋のBOOKS,2000年9月の感想文に!●のねこ通信ののねこトピックスにかなり精密な書評登場!●kureさんの10月9日の読書感想文にも。村上龍のオフィシャルサイトへのリンクもあり。●鳩よ!の2000年11月号のBooks Cross Reviewテーマ“少年・少女”に4人の評者(与那原恵★★★、歌田明弘★★、柿沼瑛子★★★★☆、永江朗★★★★)の評が掲載された!●サイト“Takio"s Favorite Library”の2000年11月8日の書評に三つ星で登場!●サイト“その日暮らしの私”の2000年11月のBook Review“ねこの耳”コーナーに!●Moon Light Cafeの2000年7月のBook Reviewに書評あり。●サイト“HON'S ROOM”の読書日記の2000年11月27日に新登場!●サイト“my life”の読書日記の2000年12月4日に登場。●サイト“八方美人な書評ページ”の2000年12月9日に登場!まこりんからのオススメで書評掲載の運びとか。●さすがに2000年1月2日段階でのamazon.comのカスタマー・レビューは10件!●サイト“www.さとなお.com”の今月のおもしろ本、2000年1月の6冊の中に書評発見!星一つの厳しいが、ファンのさらなる希望も折り交ぜた批評がなかなか!●サイト“E/TC BOX”のBOOKコーナーに6月1日付けで登場!●サイト“ふくろうの森へようこそ”の読書日記、2001年7月18日に書評。●宇都宮のデジタルマガジン『月刊ZAIYA』に掲載の書評。●児童文学の紹介で知られるサイト“Hiroe's Home Sweet Homepage”の鈴木広枝の読書日記の2001年9月30日に感想文!●サイト“Tomotaka's World”に2001年4月・書評発見!●サイト“Kaorin's Homepage”の2000年8-12月にも感想文。●サイト“Art de vivre”の本コーナーに2000年12月付けで感想文●サイト“本の虫”の最近読んだ本コーナーに2002年3月8日付けで感想文登場!●かさこワールドの村上龍コーナーに書評。

希望の国のエクソダス公式ページ(http://www.ryu-exodus.com/)■村上龍書誌情報のページ村上龍主催のメールマガジン(JMM)

■エクソダスの公式ページにある「取材ノートからの抜粋(円圏)」から、意識的な円圏を創造する可能性の無さを痛感する。なぜ、円圏が構築されないかにこそ、重要な日本の姿形が見える。9月発行予定の「創作ノート(仮称)」は、各章ごとに独立したノート発展させた方がよいのでは・・・参考資料;取材ノートに登場の関さんの円圏に関するレポートが野村総研WEBレポートとして見ることができます。

<関連対談とインタビュー>■「スペシャルインタビュー 村上龍 僕はネガティブな結末は嫌いなんです!! (聞き手・いとうせいこう)」(「IN★POCKET」、講談社刊、2000年8月号)■「『希望の国のエクソダス』を刊行した村上龍氏に聞く 変化見ぬ体制・文脈問い直す」(「朝日新聞」、2000年8月2日夕刊)■「インタビュー 私があえて『文藝春秋』に『希望の国のエクソダス』を書いた理由」(「週刊文春」、文藝春秋、2000年7月27日号)



書名 登録番号 著者名(編者、監修) 出版元 価格
コンセント 0002 田口ランディ 幻冬舎 1,500円
掲載開始日 最終更新日 確認掲載メディア数 書評展開レベル
2000年8月14日 2004年11月9日 51 ★★★★★★★
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新聞から、Webサイト書評まで幅広い書評で取り上げられる。やはり、時の人という感がある。特にウェブでの人気コラムニストによる小説、引きこもりという2つの要素は、読者を引きつけるに充分!インタビューや対談への登場など各方面でマスコミを賑わしている。現代人の精神的な内面との葛藤を詩的なレトリックで表現する手法は、かなり幅広い世代を読者として獲得するだろう。無理の無い展開が作者の力量を感じさせる。世代別に微妙に評価が分れる傾向もあるので、今後の作品へのそれぞれの視点での書評の登場に注目したい。ぽつり、ぽつりと出る書評は後を絶たない。一体いつまで出るのかチェックしたい衝動にかられる。4ヶ月でなんと24書評!今年の話題作の一つであることは疑いようがないでしょう!
書評リンク 関連情報
book.asahi.comの朝日新聞7月23日掲載の書評(文藝評論家:斉藤美奈子)有り。●review-japan(KG,ASH,okka,いろは4氏による書評からmimi,shandurai,の2氏が増えて、計6書評)有り。●BOOK chaseでの曽根朗氏の書評<ストーリー紹介と書評>有り。●産経新聞の6/25号での書評有り●日刊ゲンダイ運営のBOOK Reviewにて出版社による紹介文有り。まこりんのお部屋の2000年6月感想文有り。●イーショッピングブックスの読者一言コメントも3件程あり。●river's edgeの2000年8月13日の読書感想文(自分の感性に引き寄せた感想文が独特で興味深い)に登場。●ノンノンのおすすめランド、乱読日記に感想文掲載。ここからは、田口氏のコラムマガジンへのリンクもある。●英現堂オフィシャルホームページ読書日記2000年8月4日に掲載。●読書家ダダ・エラソーニの部屋の我儘書評、8月7日に掲載。久々に「処女作らしい失敗作」との厳しいご意見!●Hiroe's Private Library(片桐裕恵)の7月30日に書評●KIKI HOUSE走り書き新刊読書メモに登場。●ひまひのひの間の8月に読んだ本(8月28日読了)●ぐうたら雑記館さんの読書日記(9月12日)に書評登場!●稀Jr's homepageの書評日記9月13日に登場!●M.Y.雑記帳の9月16日は辛口の書評。コンセントの公式サイトリンクも載せている。●KIKI HOUSEの新刊読書メモ9月30日では、谷川健一との併読を薦めているのが面白い!●サイト“八方美人な書評ページ”の2000年11月21日に書評!●サイト“豚式”の豚身辺雑記/64の12月14日に最新作の『アンテナ』と合わせた感想文が登場!●サイト“銀河通信”の乱読めった斬り!の11月20日に「今年一番の注目作」と好評価。●サイト“道楽の箱”の大きな本の箱の12月22日に書評。●サイト“kure”の読書日記の12月24日に登場!●サイト“暗黒物質”の感想文、12月25日に登場。●amazon.comでは、各書籍のカスタマー・レビューを掲載(2000年1月2日段階でコンセントのレビューは4件)!●サイト“さくら考房”の2001年1月21日付けで書評に登場。三つ星評価。●サイト“読ん太の図書室”の2001年1月21日に「よくわからない?」との評価。読ん太さんはReviewJapanにも書評を提供しているのでそちらでも読むことができます。●サイト“岡部隆志のホームページ”の書評コーナー・読書案内2で発見。岡部氏は、このサイトの歴史・社会の窓の古代歌謡研究でも紹介している“中国少数民族歌謡研究”でも知られる方ですが、偶然にもそのサイト内にあった読書案内にありました。●サイト“Psyのお部屋@”でかなり詳細な感想文(ネタバレコーナーなどで細かな分析もある感想文です)が読める。好意的ではあるが、それほどではない・・・といった感想です。●サイト“ふくろうの森へようこそ”の読書日記の5月18日に新たに感想文。●サイト“へなちょこさんのホームページ”のよんだほん(2000年9月)に感想文。●サイト“高橋桐矢のHomePage”の読書記録2001年6月12日に新たに登場!サイト“my life”の読書日記の6月16日に感想文。●サイト“ほわいとぼーど”の読書覚書の2001年8月8日に書評。●サイト“SIMPLE IS BEST”のミステリーの本コーナーの2000年4月28日付けで感想文あり。●サイト“Moon Rabbit”の図書室に9月15日付けで感想文。●サイト“HEAVEN'S HOUSE”の読書のーとに2001年3月に感想文を発見!このサイトはオリジナル小説もあるサイトです。●サイト“ひとかけらのHappinessNANA's Sideの本コーナー・2001年2月15日付けで書評!●サイト“りばーらんど”の感想文コーナーの2001年2月18日に感想文。●オンライン書店・“本やタウン”の田口ランディ書評コーナーには、10作品の書評が!その中に本書の感想文も1つ●サイト“ひつじ文庫”に2001年12月14日付けで書評。●サイト“THE SCRAP”Book shelfコーナーの2002年1月7日に書評。●サイト“路地裏のこうちゃん”の読書日記2001年12月31日に感想文。●サイト“Hiroe's Home Sweet Homepage”のレノアさんの読書日記に2002年1月10日付けで感想!●サイト“emii's Book Shelf”のbookコーナーに2002年1月16日付けの書評。●サイト“早トチリ感想文”に2002年2月11日付けで書評登場。●サイト“信兵衛の読書手帖”の読書のおと(2002年2月24日付け)、田口ランディコーナーに書評登場。●サイト“楽家”に2002年4月1日付けの書評●サイト“その日暮らしの私”のねこの耳Book Review・2002年3月25−31日に感想文。●読想の2002年5月21日に書評●サイト“旅と現代文学”の100字レビューに四つ星書評 MYCOMのPCWEBサイトColumn Squareに「ドリーミングの時代を読む」「恋愛の寺子屋」という2つ人気コラムを連載。現在は連載を終え、同サイトでバックナンバーを読むことができます。■週刊朝日8月18-25日合併号に「都会の森に生息し始めたハイパ−自我な女たち」として『東電OL殺人事件』の佐野眞一と田口ランディの対談有り。■bk1の連載コラムに「田口ランディの救われる読書」連載中!次作の「アンテナ」の予約販売も受け付けている。ランディ氏本人のこの作品へのコメントもあり。■幻冬舎のコンセント公式サイトもファンなら訪れるのもよいかも。田口ランディ自身の「コンセントの謎」などのコーナーもある。ランディさんへのメッセージコーナーなども充実!!


書名 登録番号 著者名(編者、監修) 出版元 価格
神の子どもたちはみな踊る 0003 村上 春樹 新潮社 1,300円+税
掲載開始日 最終更新日 確認掲載メディア数 書評展開レベル
2000年8月30日 2002年3月6日 26 ★★★★
COMENT

もう出版されてかなりたつので、新刊書評では発見できないが、個人的にどうしてもどんな書評、感想文が展開されているのか知りたくて、8月の最後に選ばせてもらいました。個人の読書感想文などには、いつくか散見できる。

短編形式の本書は、阪神大震災やオームに代表される新興宗教、オカルト趣味など現代に大きく横たわる亀裂と共存する日常をさまざまな断面で切り取って、取り込む形でストーリーを展開し、正体不明の現代に生息する人間という生き物の息遣いを捉える。各短編ごとに評価もさまざまに分れると思えるが、今の所、『蜂蜜パイ』の評価が目立つ。●さすが、ほとんど書評らしい書評には、出会っていないと思いきや。探したらあっという間に11サイト!村上春樹人気は健在を実感。

2001年6月11日●作家研究を開始!この本にも“読書の種”と“用語解説”の項目を加える。

2002年3月6日●2002年2月に文庫化!書評の増える予感!

書評リンク 関連情報

review-japanでは、ゆらさんが6月13日付けの書評で50点を付け、コメント。●BOOK Chaseでは、一般読者の一口書評のベストセラー口コミ書評に5名の読者コメントを掲示。●BOOK Review掲載のMy Reviewで投稿した斎藤佐千子さんの書評あり。●マリクレールの副編集長、安原淳さんの日経主催のSmartWoman6月日替わり講座の「今読んで欲しい本30冊」の6月6日の第6回に書評コメント発見。春樹十数年ぶりの傑作と絶賛!

感想文●さすがに村上春樹ファン第一人者といわれる「春樹堂」(本間さん)さんの感想文は、要チェック。個人的には、として「かえるくん、東京を救う」を推薦!●サイト“まこりんのお部屋”では、短文だが、この本に着目し、2000年3月に感想文を掲載。●サイト“文学の遠吠え”読書感想7月4日に発見。●サイト“小萩のパラダイス”の小荻の本棚に感想文。●“大砂漠のホームページ”にある「大砂漠版『小耳にはさもう』」(私の好きな本紹介)にコメント。●“ノンノンのおすすめランド”3月16日でも「蜂蜜パイ」がおすすめ!●サイト“HON”の読書日記2000年3月3日に短評。●サイト“KIKIHOUSE”の新刊読書メモにも!●サイト“Munich Life”の2000年読んだ本にも登場!●サイト“本棚のすみっこ。”では、この本の合評会を開催!●るうな邸の2000年4月におすすめ書評あり!●amazon.comのカスタマー・レビューは2000年1月2日段階で2件●サイト“岡部隆志のホームページ”の書評コーナー・読書案内2で発見。岡部氏は、このサイトの歴史・社会の窓の古代歌謡研究でも紹介している“中国少数民族歌謡研究”でも知られる方ですが、偶然にもそのサイト内にあった読書案内にありました。●サイト“THE SCRAP”のBookShelfに発見。●サイト“空色くつした闇夜のぱんつ”の村上春樹コーナーに発見!●サイト“RN/HP”の書籍感想リストに書評を発見。●サイト“肉球工作室”の本コーナーの2001年7月10日に書評。●サイト“M.Y.雑記帳”の私の本棚に書評を発見。●サイト“八方美人な書評ページ”に書評!●サイト“香雪雑記帳”のブック・レビューに2000年5月8日付けの書評を発見!●サイト“かさこワールド”の書評ランキングに書評!●サイト“路地裏のこうちゃん”の読書日記・2002年3月3日に感想文登場●旅と現代文学100字書評

■公式サイトとして知られる「村上朝日堂」は、一度は訪れたいもの。■春樹ファンとして知られる「春樹堂」はその情報量もスゴイ!■村上春樹ファンページ「戌男」も“村上春樹を拾い読み”として村上ラヂオなどを詳細に紹介。■アンオフィシャルファンページなるものあり。■TSUKASA'S CHAOSにもかなりの数の春樹作品感想文コーナー「村上春樹的世界」あり。
読書の種 背景、用語解説

■事件の残したもの(死の塊)

連作「地震の後で」その1〜その6とまとめられる6短編作品集となる本書は、阪神大震災の後というテーマを内包した物語。実際には、物語の中にその震災はほとんど語られることもないまま、登場人物たちの深層にこの出来事が溶岩流のように横たわっているのが、そのちょっとしたそれぞれのエピソードに微妙な影を落とす。精神に刻印された出来事とは一体何か?という問いを常に発しながら、生きていかざるをえない存在としての人間の課題をさまざまに描いたこの作品は、“死と向き合った記憶とは”を改めて問い返す。

ジャック・ロンドン関連情報■映画化された小説をまとめたサイトにみるジャック・ロンドンの小説はこちらから。■サイト“アメリカ横断ウォーク!2001”にあるジャック・ロンドン放浪記の紹介。■ジャック・ロンドンの著作ガイドはこちらから


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