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このコーナーでは、新刊書籍ガイドのバックナンバーを掲載しています。月単位でまとめていますが、 書名からダイレクトにガイドを見ることもできます。バックナンバーといえど、部分的には、情報を追加していく予定です。 ●書名INDEX●
相変わらず、村上龍氏の小説は人気が高く、出版と同時に書評も毎回かなりの数が書かれる。それにしてもこの「希望の国のエクソダス」は、注目度が高かた。オンデマンドパブリッシングという話題性もさることながら、“インターネット”と“経済危機”と“若者との断絶感”いう時代性をもった3要素を巧みに紡ぎあわせた手法は、若年層の読者(若い書評者も)に大きなインパクトを与えたといえる。
オンデマンド版には、若者のインタビューも併記掲載することで新たな試みも展開され、今後の村上氏の著作活動自体がネットワークを重視した展開になると予想される点からも本サイトでは注目していきたい。村上氏自身主催するサイトにも注目してきたい。
希望の国のエクソダス公式ページ(http://www.ryu-exodus.com/)■村上龍書誌情報のページ■村上龍主催のメールマガジン(JMM)
■エクソダスの公式ページにある「取材ノートからの抜粋(円圏)」から、意識的な円圏を創造する可能性の無さを痛感する。なぜ、円圏が構築されないかにこそ、重要な日本の姿形が見える。9月発行予定の「創作ノート(仮称)」は、各章ごとに独立したノート発展させた方がよいのでは・・・参考資料;取材ノートに登場の関さんの円圏に関するレポートが野村総研WEBレポートとして見ることができます。
<関連対談とインタビュー>■「スペシャルインタビュー 村上龍 僕はネガティブな結末は嫌いなんです!! (聞き手・いとうせいこう)」(「IN★POCKET」、講談社刊、2000年8月号)■「『希望の国のエクソダス』を刊行した村上龍氏に聞く 変化見ぬ体制・文脈問い直す」(「朝日新聞」、2000年8月2日夕刊)■「インタビュー 私があえて『文藝春秋』に『希望の国のエクソダス』を書いた理由」(「週刊文春」、文藝春秋、2000年7月27日号)
もう出版されてかなりたつので、新刊書評では発見できないが、個人的にどうしてもどんな書評、感想文が展開されているのか知りたくて、8月の最後に選ばせてもらいました。個人の読書感想文などには、いつくか散見できる。
短編形式の本書は、阪神大震災やオームに代表される新興宗教、オカルト趣味など現代に大きく横たわる亀裂と共存する日常をさまざまな断面で切り取って、取り込む形でストーリーを展開し、正体不明の現代に生息する人間という生き物の息遣いを捉える。各短編ごとに評価もさまざまに分れると思えるが、今の所、『蜂蜜パイ』の評価が目立つ。●さすが、ほとんど書評らしい書評には、出会っていないと思いきや。探したらあっという間に11サイト!村上春樹人気は健在を実感。
2001年6月11日●作家研究を開始!この本にも“読書の種”と“用語解説”の項目を加える。
2002年3月6日●2002年2月に文庫化!書評の増える予感!
●review-japanでは、ゆらさんが6月13日付けの書評で50点を付け、コメント。●BOOK Chaseでは、一般読者の一口書評のベストセラー口コミ書評に5名の読者コメントを掲示。●BOOK Review掲載のMy Reviewで投稿した斎藤佐千子さんの書評あり。●マリクレールの副編集長、安原淳さんの日経主催のSmartWoman6月日替わり講座の「今読んで欲しい本30冊」の6月6日の第6回に書評コメント発見。春樹十数年ぶりの傑作と絶賛!
感想文●さすがに村上春樹ファン第一人者といわれる「春樹堂」(本間さん)さんの感想文は、要チェック。個人的には、として「かえるくん、東京を救う」を推薦!●サイト“まこりんのお部屋”では、短文だが、この本に着目し、2000年3月に感想文を掲載。●サイト“文学の遠吠え”読書感想7月4日に発見。●サイト“小萩のパラダイス”の小荻の本棚に感想文。●“大砂漠のホームページ”にある「大砂漠版『小耳にはさもう』」(私の好きな本紹介)にコメント。●“ノンノンのおすすめランド”3月16日でも「蜂蜜パイ」がおすすめ!●サイト“HON”の読書日記2000年3月3日に短評。●サイト“KIKIHOUSE”の新刊読書メモにも!●サイト“Munich Life”の2000年読んだ本にも登場!●サイト“本棚のすみっこ。”では、この本の合評会を開催!●るうな邸の2000年4月におすすめ書評あり!●amazon.comのカスタマー・レビューは2000年1月2日段階で2件●サイト“岡部隆志のホームページ”の書評コーナー・読書案内2で発見。岡部氏は、このサイトの歴史・社会の窓の古代歌謡研究でも紹介している“中国少数民族歌謡研究”でも知られる方ですが、偶然にもそのサイト内にあった読書案内にありました。●サイト“THE SCRAP”のBookShelfに発見。●サイト“空色くつした闇夜のぱんつ”の村上春樹コーナーに発見!●サイト“RN/HP”の書籍感想リストに書評を発見。●サイト“肉球工作室”の本コーナーの2001年7月10日に書評。●サイト“M.Y.雑記帳”の私の本棚に書評を発見。●サイト“八方美人な書評ページ”に書評!●サイト“香雪雑記帳”のブック・レビューに2000年5月8日付けの書評を発見!●サイト“かさこワールド”の書評ランキングに書評!●サイト“路地裏のこうちゃん”の読書日記・2002年3月3日に感想文登場●旅と現代文学の100字書評
■事件の残したもの(死の塊)
連作「地震の後で」その1〜その6とまとめられる6短編作品集となる本書は、阪神大震災の後というテーマを内包した物語。実際には、物語の中にその震災はほとんど語られることもないまま、登場人物たちの深層にこの出来事が溶岩流のように横たわっているのが、そのちょっとしたそれぞれのエピソードに微妙な影を落とす。精神に刻印された出来事とは一体何か?という問いを常に発しながら、生きていかざるをえない存在としての人間の課題をさまざまに描いたこの作品は、“死と向き合った記憶とは”を改めて問い返す。
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