新刊書籍評ガイド既刊書籍評ガイド|「今だからこそ、この本」
今月の書評サイト紹介今月の書評家紹介新人作家ガイド|書評作家リンク集
気侭書評 書評ネットワーク
今だからこそ、この本 9月29日更新
サブ・カルチャー

書名 NO. 著者名(編者、監修) 出版元 価格
だいたいで、いいじゃない 0006 吉本隆明大塚英志 株式会社文藝春秋 1,238円+税
発行日 書評者名 評価 掲載日
2000年7月30日 第一刷 加茂 ★★★★ 2000年10月19日

書評リンク:12件
●書評ではないが、さすが三月書房サイトの「これから売れる本」、「いま売れてる本」コーナーに堂々登場!●書評PUNCHからの大塚英志の中央公論「4月号」掲載論文への意見も参考にしてみては!●サイト“wad's”の2000年8月5日に書評。●北九州私立大学のホームページにある法学部政策科学科の教員紹介・中静未知氏のコーナーにあるTastes>雑記帳に書評。●サイト“Column-コラムと書評”のプチ書評(雑記帳2)の2001年2月25日に感想。●サイト“”の感想文コーナー“感”の2001年4月10日に感想文登場!●サイト“H.I.通信”の作品鑑賞記録>評論の2000年のコーナーに感想文。サイト“Blue Moon”にある本のコーナー“読むまで死ねるかっ”の読了本、2000年た行003に書評発見!●サイト“ヤルキナシのほーむぺーじ”の2000年の本(7月29日)に書評。●サイト“読む”の読書日記、11月第4週に書評!●サイト“読書倶楽部通信”今月読んだ本の2000年8月前編に感想文。●週刊朝日の内容チェックというサイト“毎週Watchers”の9/1号退屈な読書で取り上げた本として、よくわからん!という内容の感想文!●サイト“and the Rotters”の日記コーナー“memo-lies”の2001年5月(18日)に感想!●サイト“ふつうのじじいの雑記帳ー保存版”の2000年8月20日に“論理と実感の両極から考える”と題した書評を発見。●サイト“菅間馬鈴薯堂”のweeklyという日記コーナー(2000年11月30日付け)で対談集『だいたいで、いいじゃない』の感想文を発見!このサイトは(菅間氏主催)演劇指向のようなので関心のある方は一度訪れてみるのも・・・。

吉本隆明が本来のサブカルチャーへの視点がいかに大きな課題かということを大塚英志との対談という形で明確に提示してみせた興味深い対談。

あくまで自分の限界と視点の軸を示した上で「大塚」というサブカルチャーの語り手にぶつけていくような対談手法が功を奏して、指揮者と演奏家のようなハーモニーを感じさせる。もちろん、対談に登場するよく知られたオウムや宮崎勤事件以外にも「新世紀・エヴァンゲリオン」や宮台真司などのことを知らなければ、この対談内容を咀嚼するのは難しい。しかし、このコーナーでは、そうした関連書籍や作品を読みつないぎ、その内容を掘り下げて欲しいので取り上げてみた。関連情報に掲載した情報も一緒に読みつないで欲しい。

書名の「だいたいで、いいじゃない」は、構造主義にみる「なんでも精密に解析していく」傾向への反語として提示される。一つ大きな「包括する(だいたいでいい)」視点、見方の重要性が対談の基調となっている。大塚の語る江藤淳と村上春樹の対比や吉本の消費=生産論も編集に携わる人には是非とも読んで欲しい。

関連情報:●大塚英志関連リンク集発見!●登場する小説「五分後の世界(村上龍)」「ねじまき鳥クロニクル(村上春樹)」●登場する評論「制服少女たちの選択(宮台真司)」「サブカルチャー神話解体(宮台真司)」「テレヴィジオン(ジャック・ラカン)」「全文藝時評(上下)」に収められた江藤淳のサブカルチャー批判「彼女たちの『連合赤軍』(大塚英志)

更新:8月26日●吉本関連サイト情報(公式サイト吉本隆明ワールド


次に読む本に進む


新刊書籍評ガイド既刊書籍評ガイド|「今だからこそ、この本」
今月の書評サイト紹介今月の書評家紹介新人作家ガイド|書評作家リンク集